15/07/2026
【シニア期の過ごし方シリーズ⑨】身体を清潔に保とう🐶🐱
シニア期やターミナル期の動物たちは、元気で活発な時と比べると抵抗力や免疫力が落ちてきて、感染や炎症を起こしやすくなります。
そのため、皮膚炎や外耳炎、歯肉炎などを起こしたり皮膚にできた腫瘍や褥瘡(じょくそう=床ずれ)が悪化して感染を起こしてしまうこともあります。
このような状態は、動物たちに不快感や苦痛をもたらすだけでなく、ニオイなどの原因となって介護するご家族の精神的な負担となってしまうこともあります。
動物たちを感染や炎症から守ってあげるためにも、快適に日々を過ごすためにも、動物たちの身体を清潔に保つように努めましょう。
今回は2回に分けて自宅でのケアの仕方をお伝えします💁♀️
【目周りのケア】
シニア期になると目の周りの筋肉や脂肪も減り目が落ちくぼむようになり、そのくぼみに目ヤニが溜まりやすくなってしまいます。
落ちくぼんだ隙間に入り込んだ目ヤニは生理食塩水や人工涙液などで目を充分に洗い流すようにすると奥に溜まった目ヤニもキレイ取り除く事が出来ます。
また、涙や目ヤニをそのままにしておくと、目の周囲のただれや炎症を起こしやすくなります。
目の周囲はぬるま湯にひたしたガーゼやコットンなどで優しく拭いてあげましょう。
目ヤニが固まっている場合には、ぬるま湯でふやかしてから目の細かい櫛で取るのがおすすめです。
長毛種で目の中に毛が入りやすいようであれば、定期的に短めにカットしておくのも良いですね。
【口周りのケア】
口周りは汚れやすいため毛や皮膚に水や食べ物が付着したままの状態にしておくと、皮膚炎を起こしやすくなってしまいます。
口の周りは水を飲んだりお食事をすることによって特に汚れやすくなりますので、その都度きれいに拭くようにしましょう。
特に毛が長い犬たちは、フードなどが口の周りに付きやすくなるので、シニア期になったらお手入れをしやすい長さにカットしてあげると良いかもしれません。
汚れを拭き取るのが難しい場合は、洗浄ボトル(ノズルのついた噴出式のボトル)を利用したり、寝たきりの子であればぬるま湯をはった洗面器に口元をつけて、そっと洗ってあげると良いでしょう。
洗った後は、乾いたタオルで水気を拭きとってよく乾燥させるようにしましょう。
また、高齢になると唾液の分泌が少なくなり、口の中に食渣(しょくさ=食べ物のカス)が残りやすくなります。
お食事の内容が柔らかいフードや流動食の場合には、より残りやすくなり、さらに歯肉炎を起こしやすくなります。
お皿から飲水出来る子は、食後にお水を飲むことで口腔内をすすぐかわりにもなります。
また、食後はシリンジを使って口の中を水ですすいであげたり、湿らせたガーゼでお口の中に残っている食渣を拭き取ってあげるのも効果的です。
次回もお楽しみに⭐️
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